たかが歯科医師、されど歯科医師－世の中斜め読み

アナフィラキシーショックというものをご存知でしょうか。

アナフィラキシーとはヒトや他の哺乳類で認められる急性の全身性かつ重度なI型過敏症のアレルギー反応の一つ。（中略）ほんの僅かなアレルゲンが生死に関わるアナフィラキシー反応を引き起こすことがある（アナフィラキシーショック）。アナフィラキシーは、アレルゲンの摂取、皮膚への接触、注射や時に吸入により惹起され得る。(Wikipedia)

歯科で治療する場合局所麻酔薬やさまざまな薬剤を使います。その際場合によってはアナフィラキシーショックを起こし、死に至ることがあります。それにそなえ、酸素ボンベ、人工呼吸用具、さまざまな薬を準備しています。

その中でこれ、"エピペン”




アドレナリンの筋肉注射キットです。
アドレナリンは血圧上昇、強心、充血抑制、 呼吸等に働き、ショックのときに有用で、救命効果があります。

欠点としては、最低限の使い方等を知っておくことで、講習が必要です。

アナフィラキシーの既往のある人またはアナフィラキシーを発現する危険性の高い人に限るとされるが、蜂毒、食物及び薬物等に起因するアナフィラキシー反応に対する補助治療として適応があるそうで、お子さんや、野外に出ることの多い方は準備されたほうがいいかも・・・


医療機関に聞いてくださいね。